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歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!

歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!

歯ブラシを交換するタイミングを患者さんに聞かれたら、あなたはどのように答えていますか?

日本人が1年間に使う歯ブラシの本数は約3本だといわれています。私が歯科衛生士学校で学生さんに質問をした時にも、多くの学生が1本の歯ブラシを2~3ヶ月使っていました。

しかし、実際には1ヶ月同じ歯ブラシを使用し続けると、歯垢除去率が8割にまで落ちることがわかっています。 

今日は、今さら聞けない「歯ブラシの交換頻度」についてお伝えします。

 

歯ブラシを1日2回、1ヶ月使うと歯垢除去率が8割にまで低下する

当たり前ですが、歯ブラシは使い続けていくうちに毛先が広がっていきます。

1日2回、1ヶ月使っていると多くの歯ブラシはイラストの「歯ブラシB」の状態になります。この状態では歯垢除去率が新品の8割にまで低下しています。

そのまま使い続けていると「歯ブラシC」のように毛先がさらに開き、歯垢除去率は約6割にまで下がります。

ブラッシングが上手な方の場合は毛先が開かないこともありますが、だんだんと毛にコシがなくなってきます。毛先の開きとともに、コシがなくなるにつれ歯垢除去率は落ちていきます。

もし、1週間くらい極端に短期間で毛先が広がる場合は、歯磨きの際の力が強すぎることが原因なので、しっかりTBIで指導をしましょう。

 

歯ブラシは1ヶ月に1本交換するのがおすすめ!

歯ブラシを交換する目安としては、歯ブラシの毛先が1mm以上開く状態になった場合です。

先ほどの例のように、1日2回、1ヶ月同じ歯ブラシを使うとだいたい毛先が1 mm程度開く状態になります。1日3回同じ歯ブラシを使う方であれば、1ヶ月経たずに毛先が開いてしまうことも多いでしょう。

歯垢が十分に落とせないと、う蝕や歯周病のリスクが高まるのはもちろん、毛先が広がった歯ブラシを使うことで、歯肉を傷つけてしまうこともあります。

そのため、1ヶ月に1回は歯ブラシを交換するのがおすすめです。

 

1ヶ月に1回歯ブラシを交換するためのルールを決める

「1ヶ月に1回交換するのが理想なのはわかったけど・・・なかなか交換するタイミングがなく結局使い続けている」

このような方もいらっしゃいます。1ヶ月に1回歯ブラシを交換する習慣をつけるためには「ルール」を決めるのがおすすめです。

たとえば、私の同僚は給料日に新しい歯ブラシをドラッグストアに買いに行っています。他にも、毎月1日など決まった日に交換するのも一つの手です。

患者さんの中には「まだ使えるのにもったいない」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、汚れが落ちにくくなった歯ブラシを使い続けてう蝕や歯周病になるリスクを考えると、『月に1回の歯ブラシ交換は、むし歯や歯周病予防のためのお得な対策ですよ』とお伝えするのも良いかもしれませんね。

 

まとめ

歯ブラシは1ヶ月使用しているだけで歯垢除去率が新品の8割まで低下するので、1ヶ月に1回は交換するのが理想です。

しかし、なかなか交換する習慣がつかないことも多く、対策として「毎月1日に交換する」などの患者さんとルールを作っておくことをおすすめします。

 

2020-05-28 15:48:45

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妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう

妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう


妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう

妊娠中は口腔内の環境が変化し、歯や歯肉のトラブルが起きやすい時期です。

妊娠中の口腔内トラブルを放っておくと子どもへの感染リスクも高まるため、妊娠中は特に正しいセルフケアを実践することが望まれます。

今回は「妊娠期歯肉炎・歯周炎の原因とその対処法」についてお伝えいたします。

 

妊娠期に歯肉炎が増える理由とは?

歯肉炎になる直接的な原因はプラークです。そのため、口腔内を清潔にしておくことで歯肉炎のリスクは最小限に抑えられます。

しかし、妊娠期にはつわりの影響で歯ブラシを口に入れることすら苦労するほどです。また、妊娠期に歯肉炎になりやすいのは女性ホルモンも影響しています。

 


特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞がエストロゲンの標的となることが知られています。
そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10〜30倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。

引用:日本臨床歯周病学会リーフレット『④歯周病と妊娠』


 

これだけ大変な状況である妊婦さんでも、まずは取り組める予防法が求められます。

 

つわりがひどい妊婦さんにできる歯肉炎予防

ヘッドの小さい歯ブラシを使い、1日のうちで体調の良い時間にリラックスしながら歯磨きを行うことがおすすめです。歯ブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすくなるので、そうお伝えしてあげると良いでしょう。

さらに、妊娠期は好みが今までと急に変わることがありますので、味の強い製品は避けるように指導しても良いかもしれません。

どうしても歯磨きが難しいという方にはノンアルコールで刺激の少ないデンタルリンスを一時的に用い、最低限の口腔内ケアを行うようにします。

一番大切なポイントは、患者さん自身がどこまでセルフケアをできるのかをしっかり把握することです。患者さんによっては歯ブラシもフロスも難なくこなせる方もいれば、ケアがあまり習慣化されていない方もいらっしゃいます。患者さんにヒアリングする、様子を見るなどして患者さんの状態を見極めましょう。

つわり期は最低限できるセルフケアを実施してもらい、つわりが治まったら歯肉の防御力を高める“ビタミンE”入りの歯周病ケア歯磨剤を使用することもおすすめです。

 

まとめ

妊娠期にはホルモンバランスの変動やつわりでブラッシングが難しくなるなどの理由で歯肉炎のリスクが高まります。

患者さんがどこまでセルフケアできるかをしっかりヒアリングし、患者さんが実施できる方法をぜひ提案してあげてください。

2020-05-01 15:33:09

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お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

 

患者さんが口呼吸をする原因はさまざまですが、口呼吸によってう蝕・歯周病リスクが高まります。

それだけでなく、唇がカサカサになる、感染症のリスクが高まるなどさまざまな弊害が出てくる可能性もあります。

今回は『口呼吸によるう蝕・歯周病リスク』についてお伝えいたします。

 

口呼吸の原因と、免疫に与える影響

鼻呼吸ではなく口呼吸になってしまう理由は、
・花粉症・鼻炎などのアレルギー疾患
・スマートフォンなどの普及によるしゃべる機会の減少
・急激な温度変化
・激しい運動
などさまざまな原因があります。

口呼吸は鼻呼吸と比べ、免疫にも大きな影響があります。

鼻水は1日に約1L分泌されていますが、そのうち7割が鼻を通る空気の加湿に使われています。その効果で、肺に入る頃には加温される上に湿度は90%にもなります。しかし、口呼吸の場合は乾いた冷たい空気がそのまま肺に入ることになるため、免疫の点からも決して良いとはいえません。

さらに鼻呼吸では鼻毛や鼻水がフィルターとなり空気中のほこりやウイルス・細菌を防ぎますが、口呼吸の場合はダイレクトに体内に入ってくるため風邪やインフルエンザなどの原因にもなってしまいます。

 

口腔内の乾燥がう蝕や歯周病のリスクに

予防歯科において口呼吸が問題となるのは、口呼吸が口腔内の乾燥につながるためです。

口腔内が乾燥することで唾液が分泌されにくくなり、さらなる乾燥を導いてしまいます。そうなると唾液による防御機能が弱くなるため、口腔内で細菌が繁殖しやすくなります。

その結果、う蝕・歯周病が進行しやすくなり、また口腔内の細菌が増えることで口臭もきつくなってしまうことが多いです。

口呼吸を改善できれば一番ですが、う蝕・歯周病予防の観点からは、まずは口腔内の乾燥状態を防ぐことがポイントになります。そこで、口腔湿潤剤を活用して乾燥状態を防いだり、洗口液で細菌繁殖を抑えたりすることが効果的です。

 

特に気をつけたい子どもの口呼吸

子どもの場合、口腔内の乾燥やう蝕・歯周病リスクだけでなく歯列や咬合への影響も心配です。

歯の位置は唇や頬の筋肉による外側からの圧力と舌による内側からの圧力のバランスによって決まります。

口呼吸を続けていると唇まわりや頬の筋肉の正常なバランスが崩れて内側の圧力が強くなることで歯が口唇側へ傾斜し、いわゆる「出っ歯」といった状態になってしまいます。これは乳歯だけでなく永久歯でも起こるため審美面でも影響を及ぼします。

咬合が悪くなることで咀嚼機能も低下してしまうため、嚥下障害や消化障害にもつながる可能性があります。

審美面や咀嚼機能といった一時的ではなく、成長過程や大人になった後にも影響する内容であることから、う蝕・歯周病を防ぐという観点だけでなく早めに口呼吸を改善しておきたいところです。

 

まとめ

口呼吸をすることでう蝕・歯周病リスクが高まります。「なぜ口呼吸をしてしまうのか?」というそもそもの原因を改善できるのが理想ですが、予防歯科の観点からはひとまず口腔内の乾燥を防ぐことが大切です。

 

2020-04-16 12:40:46

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子供向け歯磨剤の選び方

 

 

選び方の基本はう蝕リスクに応じて使い分けること


参考文献:齲蝕リスクの分類と予防手段選択のガイドライン(ADA,”Caries diagnosis and risk assessment” JADA 1995;126:1S-24S.を改変引用)

 

フッ化物配合歯磨剤を選ぶ基準は、「年齢」と「リスク」です。

基本的には毎食後に清掃剤(研磨剤)が配合された「ペースト」の歯磨剤を使います。もし、患者さんのう蝕リスクが「中」以上であれば、「ジェル」や「洗口液」を併用することがおすすめです。

また、うがいが苦手なお子様であれば、すすぎが簡単な「フォーム」タイプも適しています。「ブクブクうがい、できる?」と聞いて、できない場合はブクブクの練習をしてから使用したり、それでも上手く吐き出せなかった場合は最後にガーゼやティッシュなどで拭きとってあげましょう。

リスクに応じた製品の選び方の例をまとめました。フッ化物配合製剤は年齢に応じて量を使い分けることが大切です。年齢別のフッ素濃度の目安も掲載しておりますので参考にしてください。

 

子ども向け歯磨剤は香味選びも大切

子ども向け歯磨剤の場合、好まれる香味をつけていることが多くあります。日常の継続的なセルフケアを定着させるという観点でも、「香味」はとても大切なポイントです。

 

子どもに1500 ppmの歯磨剤は使える? 6歳未満は特に注意!

2017年3月に厚生労働省により歯磨剤へのフッ化物配合量上限が1500 ppmまで認められました。

 

欧米では1000~1500 ppmのフッ化物濃度を有する歯磨剤が一般的なため、同じ濃度が承認されたのは大きなポイントです。しかし、6歳未満の子どもの患者さんには使用を控えることとされていますので、子ども向けの歯磨剤を選ぶ際は注意が必要です。

 

まとめ

お子様向け歯磨剤の選び方で特に大切なのは、次の3つのポイントです。

・年齢に応じた適切な濃度の製剤を使うこと
・むし歯リスクに応じた製品の組み合わせ
・セルフケアを続けられる、お子様の好みに合った香味の歯磨剤を使うこと

 

2020-03-16 10:44:29

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3/4移転開院しました。


3/4より移転開院致しました。

数多くのお祝いのお花やお言葉を頂戴し、心より感謝致します。

今後も基本的歯科治療と先端歯科治療の研鑽に努め、地域の皆様に質の高い医療サービスを提供できるよう努力してまいります。

よろしくお願い致します。

2020-03-16 10:39:18

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年齢別う蝕のセルフケアガイド ~3歳から小学生まで~

 

お口の状態がめまぐるしく変化する3歳から小学生までは、乳歯や生えたての永久歯のむし歯のリスクが高くなっています。

歯質・歯並びへの影響や生涯を通した奥地のケアの習慣を身につける観点から、積極的なむし歯の予防が必要となります。

今回は年齢別むし歯のセルフケアガイドの「3歳から小学生まで」についてお伝えします。

 

3歳がフッ素によるむし歯予防セルフケアを始めるのに最適な3つの理由とは?

1.歯ブラシに歯磨剤をつけて磨くセルフケアを始められる
平均的には、2歳で「くちゅくちゅぺっ」、4歳で「30秒ブクブク」ができるようになります。
3歳はちょうどその中間です。歯磨剤を全部飲み込んでしまう心配がなくなるので、
フッ素配合歯磨剤を使ったセルフケアを始めるには最適の時期です。
仕上げ磨きも「寝かせ磨き」から「立たせ磨き」へ変えていくことで、自分で磨くのと同じ磨き方が学べます。

2.次第に保護者の手を離れていく
3歳という年齢は次第に保護者の手を離れていく年齢でもあります。幼稚園に行く、近所の友達と遊ぶ、友達からお菓子をもらう、
冷蔵庫の中にお菓子があることが理解できる時期です。

3.お口の中にも大きな変化がある
この時期には全ての乳歯が生えそろうため、むし歯のリスクが高まります。
また、5歳頃には子どもにとって最もむし歯のリスクの高い第一大臼歯が生えてくるなど、お口の中にも大きな変化があります。
以上の理由から3歳がフッ素配合歯磨剤を使ったむし歯予防を始めるのに最適な時期といえます。
小さいうちからむし歯予防に取り組むことで、将来的にむし歯の発生率が下げられることは言うまでもありません。

 

「ブクブクうがい、できる?」

最近「ブクブク」ができない子どもが増えているようです。
小児から小学生の患者さんには「ブクブクうがい、できる?」と聞くのも良いかもしれません。
もし、ブクブクうがいができないという場合は、まずは空気でほっぺを膨らませる練習をして、その後、水に移行するという指導をしている歯科衛生士さんもいらっしゃいます。
そうすると、ブクブクの練習を子どもたちは楽しんでやってくれるようになるそうです。
子どもだけではなくて、付き添いの保護者の方にもしっかり話を聞いてもらうことが大切です。

 

就寝前にフッ素洗口液を使うのが理想的

セルフケアでは、お口の中のフッ素濃度をどれだけ維持できるかがポイントです。
特に、むし歯のリスクが高くなる就寝中にフッ素濃度を維持するのが鍵です。
おすすめの方法としては、夕食後にフッ素配合歯磨剤で歯を磨いた後、就寝前にフッ素洗口液を使う方法です。

フッ素洗口液の特徴としては、

①口に入る1回分のフッ素量は、フッ素洗口液の方が歯磨剤より多い。

②フッ素洗口液は、洗口した後の水のすすぎがないので、フッ素がお口の中に残りやすい。

③液体なのでお口の中全体にフッ素が拡がりやすく、粘膜などにフッ素が残りやすい。

といった特徴があります。
お口の中にフッ素が残りやすいので、寝ている間も歯をしっかり保護してくれます。

 

まとめ

お口の中の状態が大きく変化する3歳から小学生までの時期は、歯質・歯並びへの影響、生涯を通した口腔ケアの習慣作りの観点から積極的な予防が必要です。
そのために毎食後の歯磨きの習慣を身につけるのはもちろんのこと、就寝前のフッ素洗口の習慣をこの時期につくることも大切です。
また、ブクブクうがいができない子どもが増えてきているようなので、ブクブクうがいの習慣はぜひ身につけてもらいたいポイントです。
もし、そのようなお子さんがいたら「まずは空気でほっぺを膨らませる」方法を参考にしてみてくださいね!

2020-01-25 10:54:25

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高齢者に多いカンジダ性口内炎とは

高齢者に多いカンジダ性口内炎

高齢者に多いカンジダ性口内炎


高齢者の主なお口の中のトラブルといえば根のむし歯・歯周病、口腔乾燥が挙げられます。その他にも、「カンジダ性口内炎」は食欲を低下させるうえ、痛みも伴い生活の一部に支障をきたします。

今回は高齢者に多い「カンジダ性口内炎」にフォーカスして原因から予防法までをご紹介します。

 

そもそもカンジダ性口内炎とは?

カンジダ性口内炎は口腔カンジダ症とも呼ばれ、口の中でカンジダという真菌(カビ)が過剰に増えて発症する口内炎です。カンジダ性口内炎には、大きく分けて3つのタイプがあります。

1.偽膜性カンジダ症
最も多く見られるタイプ。粘膜上に点状、線状、斑紋状の白苔が粘膜表面に付着しているのが特徴。白苔はガーゼで拭うことが可能で、粘膜面は炎症を起こしていることが多い。

2.萎縮性カンジダ症(紅斑性カンジダ症)
白苔はなく、粘膜表面が赤くなるのが特徴で、偽膜性カンジダ症よりも痛みが強いのが特徴。

3.肥厚性カンジダ症
病変が慢性化した状態で白苔は剥離しにくく、粘膜の表面が厚くなっているのが特徴。

 

カンジダ性口内炎ができてしまう原因

カンジダ菌はもとから口の中に存在する常在菌ですが、糖尿病などの疾患を持っている方、乳幼児、高齢者、妊婦など免疫力が弱くなっている方に発症することがあります。

ステロイド剤や抗生物質を長期間にわたって服用している影響で常在菌のバランスが崩れ、カンジダ菌が異常に繁殖することで発症する場合もあります。

カンジダ性口内炎の場合、口の中の乾燥が原因の一つとして挙げられます。唾液には口腔粘膜の保護や抗菌の働きがあるため、唾液の分泌が減って口腔内が乾燥すると菌が繁殖しやすく、口内炎になる確率が上がります。

 

カンジダ性口内炎を予防する方法

カンジダ性口内炎を予防するには、口腔内を清潔に保つことが大切です。

義歯を使っている方であれば、口腔内だけではなく義歯もしっかり洗浄することが必要です。いつものケアに加え、粘膜ケア・義歯ケアが欠かせません。

ここでは、定番の口腔ケアにプラスアルファで簡単に実践できる方法をご紹介します。

 

口腔粘膜ケアブラシを使う

義歯を使っている方の場合、義歯で覆われている粘膜は自浄作用が働きにくく、菌が繁殖しやすい環境になりがちです。

そこで活用したいのが、ガーゼやスポンジブラシ・粘膜ケア用の歯ブラシです。粘膜ケア用の歯ブラシは広い粘膜面を効率よく清掃できる大きいヘッドと、粘膜にもやさしい柔らかい毛先を持つのが特徴です。

 

義歯ブラシを使う

義歯を日々洗浄するのはもちろんのこと、毎食後の手入れで汚れをためないことも大切です。

義歯専用に作られたブラシは通常の歯ブラシと異なり、ヘッドの広い面積に植毛がされており、義歯を効果的に磨けます。義歯洗浄剤に浸ける前のブラッシングも効果的です。

 

義歯洗浄剤を使う

義歯は毎日使うものだからこそ、きちんとしたケアが欠かせません。

義歯は毎日外して義歯洗浄剤に浸けます。義歯洗浄剤に含まれる活性酵素やたんぱく質分解酵素などのパワーで除菌、消臭・着色汚れを除去できます。

 

まとめ

高齢者におけるカンジダ性口内炎の原因の一つとして義歯があります。

予防するには、「口腔内のケア」と「義歯のケア」の両方が欠かせません。義歯は毎日使うものだからこそ、しっかりしたケアが必要です。

2020-01-11 10:59:02

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覚えておきたい矯正治療中の歯磨き粉、歯ブラシの選び方

覚えておきたい矯正治療中の歯磨き粉・歯ブラシの選び方

 

からだの健康と歯のかみ合わせの関係が注目され、矯正治療を希望する患者さんの数は着実に増えています。

しかし、矯正中の場合、食物残渣がワイヤーと歯の隙間にひっかかることが多く、それだけむし歯のリスクも高くなります。
そのため、フッ素配合の歯磨き粉やワンタフトブラシ・歯間ブラシを使ったりと、通常以上にむし歯予防に対する患者さんの意識向上が必要です。

今日は、矯正中の患者さんにおすすめの歯磨き粉・歯ブラシの選び方についてお伝えします。

 

歯ブラシの選択がとても大切!

矯正治療で忘れてはならないのは、確実な「歯ブラシの選択」です。

ブラケットやワイヤーなどの装置が取り付けられた矯正治療中の歯は、歯の表面や歯が重なり合っている部位などがとても磨きにくくなります。

そのため、使用する歯ブラシは狭い隙間に毛先が無理なく届くスーパーテーパード毛(先端極細毛)を使用した製品を使うのが理想的です。

他に必須と言えるのが「歯間ブラシ」や「ワンタフトブラシ」です。

歯間ブラシは歯と歯の空隙だけでなく、歯とワイヤー間などの歯ブラシが届かない部位に詰まっている食物残渣を清掃するのに重宝します。

ワンタフトブラシはブラケットの周囲やワイヤーの下に毛先を入れて磨くと効果的です。

 

矯正専用の歯ブラシもある

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メーカーによっては矯正専用の歯ブラシを用意しているところもあります。

・ワイヤー下部やブラケット周辺の清掃性を重視した屋根形カットの歯ブラシ
・ワイヤー下へ毛先が届きやすいように植毛の中央列が短くなった歯ブラシ

普通の歯ブラシだけではなく、これらの製品を併用することで、より一層効果的に汚れを落とすことが可能です。

 

矯正治療中の歯を守るおすすめの歯磨き粉

むし歯のリスクが高い矯正治療中におすすめなのが、むし歯予防に効果的なフッ素配合の歯磨き粉です。

フッ素配合の歯磨き粉にもさまざまな製品がありますが、むし歯予防で大切なのは口の中のフッ素濃度を高い状態に保つことです。

そのため、口の中にフッ素をとどめておけるように少量洗口ができる製品が特におすすめです。

 

磨き残しの歯垢が確認できる染色剤もおすすめ

磨き残しをしやすい部位を確認するために染色剤を活用するのもおすすめです。

磨き残しの部位が一目で確認できるので、矯正装置周辺や歯の重なり合っている部分の清掃状況が把握でき、むし歯だけでなく歯周病予防にも役立ちます。

 

まとめ

隙間にたまりやすい食物残渣をブラッシングでしっかり落とし、むし歯や歯周病をできる限り予防できるかが矯正治療中のポイントです。

そのために、
・場合によっては矯正専用の歯ブラシを使用する
・歯ブラシ以外に歯間ブラシ・ワンタフトブラシで磨き残しをなくす
・磨く際のポイントを患者さんにしっかり指導する
・フッ素配合の歯磨き粉を使う

といったポイントを押さえておくことが必要です。

歯科衛生士の歯ブラシの指導を受けましょう(^^♪

2019-12-20 16:54:45

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歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!

 

歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!
 

日本人が1年間に使う歯ブラシの本数は約3本だといわれています。私が歯科衛生士学校で学生さんに質問をした時にも、多くの学生が1本の歯ブラシを2~3ヶ月使っていました。

しかし、実際には1ヶ月同じ歯ブラシを使用し続けると、歯垢除去率が8割にまで落ちることがわかっています。 

 

歯ブラシを1日2回、1ヶ月使うと歯垢除去率が8割にまで低下する

当たり前ですが、歯ブラシは使い続けていくうちに毛先が広がっていきます。

1日2回、1ヶ月使っていると多くの歯ブラシはイラストの「歯ブラシB」の状態になります。この状態では歯垢除去率が新品の8割にまで低下しています。

そのまま使い続けていると「歯ブラシC」のように毛先がさらに開き、歯垢除去率は約6割にまで下がります。

ブラッシングが上手な方の場合は毛先が開かないこともありますが、だんだんと毛にコシがなくなってきます。毛先の開きとともに、コシがなくなるにつれ歯垢除去率は落ちていきます。

もし、1週間くらい極端に短期間で毛先が広がる場合は、歯磨きの際の力が強すぎることが原因なので、しっかり歯科医院で指導を受け
ましょう。

 

歯ブラシは1ヶ月に1本交換するのがおすすめ!

歯ブラシを交換する目安としては、歯ブラシの毛先が1mm以上開く状態になった場合です。

先ほどの例のように、1日2回、1ヶ月同じ歯ブラシを使うとだいたい毛先が1 mm程度開く状態になります。1日3回同じ歯ブラシを使う方であれば、1ヶ月経たずに毛先が開いてしまうことも多いでしょう。

歯垢が十分に落とせないと、う蝕や歯周病のリスクが高まるのはもちろん、毛先が広がった歯ブラシを使うことで、歯肉を傷つけてしまうこともあります。

そのため、1ヶ月に1回は歯ブラシを交換するのがおすすめです。

 

1ヶ月に1回歯ブラシを交換するためのルールを決める

「1ヶ月に1回交換するのが理想なのはわかったけど・・・なかなか交換するタイミングがなく結局使い続けている」

このような方もいらっしゃいます。1ヶ月に1回歯ブラシを交換する習慣をつけるためには「ルール」を決めるのがおすすめです。

たとえば、私の同僚は給料日に新しい歯ブラシをドラッグストアに買いに行っています。他にも、毎月1日など決まった日に交換するのも一つの手です。

中には「まだ使えるのにもったいない」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、汚れが落ちにくくなった歯ブラシを使い続けてむし歯や歯周病になるリスクを考えると、月に1回の歯ブラシ交換は、むし歯や歯周病予防のためのお得な対策ですよ。

 

まとめ

歯ブラシは1ヶ月使用しているだけで歯垢除去率が新品の8割まで低下するので、1ヶ月に1回は交換するのが理想です。

しかし、なかなか交換する習慣がつかないことも多く、対策として「毎月1日に交換する」などルールを作っておくことをおすすめします!

 

2019-12-07 11:07:29

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口の中で働く乳酸菌を知っていますか?

 
「口腔内で働く」乳酸菌を知っていますか?

乳酸菌といえば、“腸で働く”というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。

ところが、近年の研究の結果、“口腔内で働く”乳酸菌があるということがわかってきました。

 

乳酸菌の役割・メリットとは?

「乳酸菌」と聞いてすぐに思い浮かべるのが、牛乳やヨーグルトといった乳製品や漬物などの発酵食品ではないでしょうか。

乳酸菌といえば、腸内で働いて悪玉菌を減らし、細菌バランスを整えるといったイメージを持っている方が多いと思います。

 

口腔内で活躍する乳酸菌がある!?

近年の研究によって、口腔内で働く乳酸菌が存在することがわかりました。それが『乳酸菌TI2711(LS1)』です。

TI2711 は「プロバイオティクス」という考えに関連する、口腔内の「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスを整え正常な状態に戻していく乳酸菌です。

プロバイオティクスとは、抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で、生物間の共生関係(probiosis)を意味する生態学的用語が起源となっています。抗生物質のように有害な菌と同時に有益な菌まで殺すのではなく、元々体内にいる有益な菌を増やして体の健康を守ろうというものです。
参考:乳酸菌【TI2711】(ティー・アイ・2711)の研究技術情報(ライオン歯科材)

これまでのブラッシングによる機械的コントロール、フッ素・IPMPなどによる化学的コントロールに加え、生物的コントロールという選択肢を選ぶことが可能になったのです。

 

口腔内で働く乳酸菌は口臭や歯周病予防におすすめ!

口腔内で働く乳酸菌の力をぜひ借りていきたいのは、歯周病に対する不安がある方です。

歯周病の原因菌であるジンジバリス菌をはじめとする3菌に乳酸菌TI2711を加えて培養した実験において、24時間で原因菌がほぼ死滅したという結果がでています。
参考:Hiroki Ishikawaら, Suppression of Periodontal Pathogenic Bacteria in the Saliva of Humans by the Administration of Lactobacillus salivarius TI2711 日歯周誌、45(1),105(2003)

最近は歯科用に簡単に摂取できるタブレット製品も発売されていますので、歯周病予防をしたい方にとってとても効果的です。

 

まとめ

口腔内で働く乳酸菌TI2711は歯周病予防に期待できます。

ブラッシングなどの「機械的コントロール」やIPMPなどを用いた「化学的コントロール」に加え、口腔内で働く乳酸菌による「生物的コントロール」も取り入れましょう。

2019-11-30 11:52:20

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