キッズスペース有 提携駐車場有

〒270-0034 千葉県松戸市新松戸3-270
サンハイム光洋 1号室

047-702-7200

9:00~13:00 / 14:00~19:00
日・祝 休診 ※ 水・土は18:30まで

WEB予約受付はこちら

Blog Page

Blog Page|松戸市新松戸の歯科,歯医者 森山デンタルオフィス

※再診(2回目以降)の方は電話にてお問い合わせ下さい

歯並びでお悩みの方へ 矯正治療

役立つ歯の情報を Blog page

歯科衛生士募集中

歯科医院ポータル 歯科タウン

AED設置施設

歯科医師募集中

当院の求人動画はこちら

歯科衛生士募集中

当院は歯科衛生士学生への修学支援に取り組んでいます

jimaマーク

HOME»  Blog Page

Blog Page

  • 件 (全件)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

歯がグレー色!?テトラサイクリン歯って?



変色の原因や対処法が知りたい!




歯がグレーに変色する「テトラサイクリン歯」

歯の色がグレー色や縞模様などが出ていて気になっている方はいませんか?もしかしたらそれはテトラサイクリンというお薬の影響かもしれません。ご本人は気付いていなくても実はそうだったということも多々あります。今回はこのテトラサイクリン歯についてお話しようと思います。

そもそもテトラサイクリンって?どんなお薬?

テトラサイクリンは「テトラサイクリン系に属する抗生物質」のことです。 菌の増殖を抑える働きがありますが、いろんな種類の菌に効果が見られることから多用されていた時期があります。 ただ、歯の着色の報告が挙げられてからは妊婦や12歳までのお子様への処方は、やむをえない状況を除き避けられるようになっています。 現在でも肺炎やにきびの治療薬としても使用されています。

どうして歯に色がつくの!?

お薬に蛍光粒子が含まれていて、歯を作る時期(0歳から12歳までの間)にテトラサイクリン系のお薬を服用すると、歯の中に蛍光粒子が取り込まれ、象牙質に着色を起こします。また、蛍光粒子が紫外線によっても変色してくるので、生えたての時には気になっていなくても徐々に歯の色が気になってくるという方もいらっしゃいます。この場合、唇により紫外線をさえぎられている部分とそうでない部分に分かれるため、唇に一致した線が歯全体で出てくるのが特徴です。

テトラサイクリン歯だと歯はどんな色?

服用したお薬の種類や時期によって出てくる色や場所は変わってきます。 色としては淡い黄色や濃いオレンジ色、黒に近い場合もあり、縞状に色が出てくることもあります。 また、左右対称に出てくるので、お薬を飲む時期によっては6歳臼歯のみに出てくるということもあります。 場合によってはエナメル質形成不全を伴うこともあります。

テトラサイクリン歯だ!どうしたらいいの?

歯の色を少しでも白くしたいとご相談にいらっしゃる方も多いですが、テトラサイクリン歯の程度によってどんな方法がいいのかは変わってきます。

①軽度の変色(淡い黄色)

ホワイトニングで回復が期待できます。歯を削らずにできるので、 この方法が一番おすすめになります。

②中程度の変色(濃いオレンジ色~淡い茶色)

ホワイトニングである程度の回復は期待できますが、医院で行ってもらえるホワイトニング(オフィス)と自宅でするホワイトニング(ホーム)の併用がより望ましいです。

③重度の変色(グレーや黒などの暗色系)

ホワイトニングでの解決は難しいため、ラミネートベニヤやかぶせ物、マニキュアによる治療が一番です。

基本的に削らずに済むホワイトニングがお勧めにはなりますが、真っ白になるわけではなく、また色のムラや縞模様がなくなることはないので、お悩みの内容によっては軽度でもベニヤがおすすめになることもあります。
かかりつけの歯科医院などで実際の歯の状態を確認した上で、適切な方法を選びましょう。

2020-11-19 17:31:47

コメント(0)

折りたたむ

子どもの歯磨き・仕上げ磨きの指導のコツ(3歳~小学生)

子どもの歯磨き・仕上げ磨きの指導のコツ(3歳~小学生)

子どもの歯磨き・仕上げ磨きの指導のコツ(3歳~小学生)


子どもが3歳を過ぎると次第に自分で歯磨きをするようになりますが、う蝕を予防するためにはまだまだ保護者の方による仕上げ磨きが必須です。

今日は、「子どもの歯磨き・仕上げ磨きの指導のコツ(3歳~小学生編)」についてお伝えします。

 

仕上げ磨きを行う際のポイント

2歳を過ぎると乳歯が生えそろってくるうえ、自分で歯磨きも始めます。しかし、まだまだ磨き残しが多いため、保護者の方による仕上げ磨きは欠かせません。

子どもによっては舌が邪魔をして磨きにくいことがありますが、そのような場合は「アー」と声を出してもらうと舌が下がるので磨きやすくなります。

奥歯が生えてからは奥歯に汚れが溜まりやすいので、手前にかき出すように磨くことを指導します。この時、上の奥歯の頬側は口を大きく開けると歯ブラシが届かないので、口を小さく開けて頬が伸びるようにすると磨きやすくなります。

 

歯磨きを嫌がる子どもの保護者に伝えたい3つのポイント

仕上げ磨きを含め歯磨きを嫌がる子どもの話をよく聞きます。そのような場合には、下記の方法を参考に保護者の方に話をしてみると良いと思います。

 

1.子どもに歯ブラシなどのグッズを選ばせる

歯磨きを“好き”に変える方法の一つ、それは「子どもにグッズを選ばせること」です。

自分で磨くことに慣れてもらうという意味でキャラクター歯ブラシは有効な手です。その際に「どの歯ブラシがいい?」と子ども自身に選ばせることで子どもの歯磨きへの意識が高まります。

歯ブラシに限らず、歯磨剤やコップ・タオルなどの歯磨きに関連するグッズを選ばせることで自分で磨く意識がより高まります。

 

2.仕上げ磨きの基本を見直す

仕上げ磨きをさせてくれない理由は「体勢」と「歯ブラシ」の二つに原因があると思われます。

寝かせ磨きが基本ですが、座らせて磨く方法と、二人で仕上げ磨きを行う方法もあります。寝かせ磨きを嫌がる場合、磨き方の体勢を変えてみることをおすすめします。

また、歯ブラシが大きかったり、硬すぎたりすることも嫌がる原因です。口に合ったサイズで歯肉を傷つけないためにも、毛先の柔らかい歯ブラシに替えてみるのも良いでしょう。

 

3.歯磨きの大切さを伝える

理解力が高くなってくる3歳頃からは、「虫歯にならないために歯磨きが必要」ということが理解できるようになってきます。

言葉だけで指導するのではなく、歯磨きを啓発している絵本やアニメを活用して、子ども自身の理解度を高めることが必要です。

 

子どもが自分磨きを始める際には手鏡を利用させる

小さな子どもの場合、洗面台の鏡では歯ブラシや自分の歯が見えにくいことがあります。子ども自身が歯磨きを始める際には手鏡を利用すると、子どもが自分自身の歯を見ることができるメリットを保護者の方に伝えます。

また、余裕があれば歯磨き後に染め出し液を使って、磨き残しの部分を一緒にチェックしてあげるとさらに良いでしょう。

 

永久歯が生えてくる6歳からのケアのコツ

乳歯と永久歯が混在し始める6歳からは、歯列や歯の高さに凹凸があり、歯ブラシが届きにくいためプラークが溜まりやすく、う蝕のリスクが高まることを保護者の方にも理解してもらいます。

特に生えた直後の永久歯表面は柔らかいうえに粗く、う蝕になりやすいので注意が必要です。

また、乳歯の後ろに生えてくる第一大臼歯は、生えたことに気づきにくい歯です。まっすぐに歯ブラシを入れていてはブラシが当たらないので、斜めに歯ブラシを入れて横から磨くようにしましょう。

 

6歳からのう蝕予防にはフロスも積極的に活用する!

ご存じのように、子どもの場合は隣接面う蝕が高い傾向にあります。そのため、隣接面う蝕を防ぐためには歯間部のプラークをいかに除去するかが一つのカギとなります。

歯ブラシだけでは歯間のプラークを60%しか除去できませんが、デンタルフロスを併用すれば85%のプラークが除去できたというデータがあります。

この事実を保護者の方にもイラストや図などを活用してしっかり理解していただくことが大切です。子どもの頃からデンタルフロスを併用することで隣接面う蝕をより効果的に防ぐことができます。

 

まとめ

3歳以降では子ども自身が自分で歯磨きを始めますが、必ず保護者の方が仕上げ磨きをすることがう蝕予防には欠かせません。

仕上げ磨きを嫌がる子どもにもしっかりアドバイスができるよう、今日の内容を知識として取り入れておくと即実践で活用できると思います。

歯科衛生士さんの活躍で保護者の方の理解が深まり、結果として子どものう蝕がさらに減っていくと嬉しいです。

  •  

2020-10-16 12:37:42

コメント(0)

折りたたむ

誰も教えてくれない「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」のフロスの違い

誰も教えてくれない「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」のフロスの違い

誰も教えてくれない「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」のフロスの違い

ご存じのように、フロスにはY字型などのホルダータイプや手巻きロールタイプの2種類があります。

「どのように使い分ければ良いですか?」

現場でこのような質問を頂くことが時々ありましたので、今日は「『ホルダータイプ』と『ロールタイプ』のフロスの違い」についてお伝えします。

 

ホルダータイプとロールタイプの違い

ホルダータイプにもY字型とP字型がありますが、前歯にはP字型が使いやすく、Y字型は奥歯が簡単に清掃できるという特徴がそれぞれあります。奥歯はどうしても磨き残しがあることが多いため、私は主にY字型をおすすめしています。

ホルダータイプとロールタイプの違いについては一覧にしてまとめてみました。

 

患者さんにはどちらをおすすめは?

患者さんにおすすめする基準としては、「どちらのフロスを使えば毎日フロッシングができるか?」です。

例えば、小学生の患者さんであればロールタイプは難しいので、ホルダータイプをおすすめします。

また、ホルダータイプでまずはフロスに慣れていただき、コストパフォーマンスに優れたロールタイプにチャレンジしていただくといったステップアップも一つの手です。

 

まとめ

どちらのタイプにもメリット・デメリットがありますが、やはり一番大切なポイントは、『患者さんがフロッシングを習慣化できるか?』です。

まずはフロッシングを習慣化するという観点からすると、初めての方でも簡単に扱えるホルダータイプがおすすめです。

さらに、フロスを歯ブラシより先に使ってもらう「フロス・ファースト」の概念も必要に応じて患者さんにお伝えするとより早く習慣化ができるかもしれませんね。

2020-09-25 16:36:13

コメント(0)

折りたたむ

これからの歯周病ケアには「殺菌」+「歯肉の防御」が大切な理由

これからの歯周病ケアには「殺菌」+「歯肉の防御」が大切な理由

これからの歯周病ケアには「殺菌」+「歯肉の防御」が大切な理由
 

セルフケアにおける歯周病ケアには、殺菌成分による「歯周病菌の殺菌」が欠かせませんが、これからの歯周病ケアはさらに「歯肉の防御」をしていくことが大切です。

今回は「殺菌+歯肉の防御」という新しい観点から歯周病ケアについて見ていきます。

 

歯周病ケアで歯肉の防御をするメリットとは?

みなさんご存じのように、歯周病は局所に付着して増殖した細菌が歯周組織内に侵入し、体の防御反応が起こる結果、歯周組織に炎症が生じる疾患です。

歯周病ケアでは歯周病の直接の原因となるプラークに対して、ブラッシングやIPMP・CPC等の殺菌成分による歯周病菌の殺菌を行います。それに加えて、トラネキサム酸・グリチルレチン酸等の抗炎症成分で歯肉の炎症を抑えることが一般的です。

このように、今までは細菌へのアプローチと炎症が起こった後の抗炎症アプローチが主流で、そもそも細菌の侵入を防ぐというアプローチはなされてきませんでした。

しかし、近年の研究により「歯肉上皮細胞」に細菌の侵入を防ぐバリア機能があることが報告されています(和泉 雄一, 歯周病における歯肉上皮細胞のはたらき, 鹿歯紀要, 20, 5−17,2000.)。

そのため、これまでの歯周病ケアに加えて歯肉上皮へアプローチすることで、さらなる歯周病ケアが期待できます。

 

ビタミンEが歯肉上皮を活性化!

歯肉上皮のケアとして着目された成分が「ビタミンE」です。

ビタミンEには、

 1. 歯肉細胞を活性化して歯肉組織を修復
 2. 歯肉上皮を強化して歯肉内部への歯周病因子の侵入を防ぐ

という効果があります。

これにより細菌へアプローチするだけではなく、体本来の歯肉の防御力を高めるアプローチで歯周病ケアを実現することが可能になりました。

 

まとめ

これからのセルフケアにおける歯周病ケアでは、ビタミンE等の歯肉防御成分が歯肉上皮へアプローチすることで、さらなる歯周病ケアが期待できます。

「殺菌+歯肉の防御」という歯周病ケアに対する新コンセプトの予防用品も、予防の一つとして選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

2020-08-04 18:20:43

コメント(0)

折りたたむ

更年期女性の口腔ケアで気をつけたいドライマウス

 

更年期女性の方はホルモンバランスが崩れる影響で唾液の分泌が減るためドライマウスになりやすく、歯周病が進行しやすい口腔環境になりがちです。

今回は「更年期女性の口腔ケア」についてお伝えいたします。

 

そもそも「更年期」にはどういう症状がある?

閉経の前後約10年を更年期と呼びます。日本人女性の閉経は平均で50.5歳と言われており、「1年以上月経がない場合」に閉経と診断されます。平均年齢から考えると、40〜60歳ぐらいの方に更年期の症状が現れる可能性があります。

女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌は20〜30代でピークを迎えますが、その後急激に減少することで、さまざまな身体的・精神的症状が出てくるのが「更年期障害」です。主に以下のような症状が現れます。

 


女性の閉経前における身体的症状としては、のぼせや顔の火照り、脈が速くなる、動悸や息切れ、異常な発汗、血圧が上下する、耳鳴り、頭痛やめまいなどです。精神的な症状としては、興奮亢進、イライラや不安感、うつ、不眠などです。
閉経後はこれらに加えて、膀胱炎や尿失禁、腰や膝の関節痛、目やのどなどの粘膜の異常などの身体的症状と無気力感などが精神的症状として現れてきます。
男性は機能不全(ED)、女性は生理不順も症状としてみられます。

更年期障害. e-ヘルスネット. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-081.html 厚生労働省


 

更年期にはドライマウスになりやすいので注意が必要

女性ホルモンのエストロゲンには皮膚や粘膜の保護作用・潤い保持作用があります。しかし、加齢に伴いエストロゲンの分泌が減ることで、唾液の調整も乱れドライマウスになりやすくなります。

のどの乾きを訴える方にはドライマウス用の口腔湿潤剤を活用するのがおすすめです。湿潤剤にはジェルタイプ・液体タイプ・スプレータイプなどがあります。

 

更年期は歯周病にも要注意

女性には人生で歯周病にかかりやすい時期が3回あると言われています。最初は女性ホルモンが大量に分泌される初潮を迎える頃です。次に妊娠時で、妊娠中に女性ホルモンが増加することで歯周病リスクが高まります。そして最後が更年期です。

前述のように更年期の患者さんは唾液の分泌量が減ることや、服用する薬が増えてくることなどが影響してドライマウスになりがちです。また、女性ホルモンが減ることで骨密度が下がり骨粗鬆症になりやすいことは有名ですが、顎の骨も弱くなるので注意が必要です。

 

まとめ

更年期の女性はドライマウスだけでなく歯周病にも注意が必要です。抜歯の主原因第1位が歯周病であることから、歯周病を防ぐことが患者さん自身の歯を残すための一番の予防策と言えるかもしれません。

 

2020-06-20 18:18:57

コメント(0)

折りたたむ

根面むし歯はなぜ多い?!

根面う蝕はなぜ多い!?「象牙質」と「エナメル質」の違いとは?

高齢化が進む日本。大人のむし歯が増えています。

加齢や歯周病によって歯肉が退縮し、露出した根面にう蝕(むし歯)ができやすくなります。
その原因は象牙質とエナメル質の違いにあります。
根面は柔らかい象牙質のため、エナメル質部分に比べてリスクが高く、う蝕になりやすいのです。
きちんとメインテナンスしている人でも、3ヶ月後にう蝕が進んでいたなんていうことも・・・。
根面う蝕は、予防がとにかく大切です。

今日は、根面う蝕の予防に必須の知識である『象牙質とエナメル質の違い』についてお伝えします。

 

象牙質とエナメル質の構造の違い

エナメル質と象牙質は構成成分や硬さに違いがあります。

ご存じのように、エナメル質はほとんどがミネラルでできています。エナメル質のう蝕は酸によりミネラルが溶出し、
表層化脱灰が起こります。
一方、象牙質はミネラルが7割、コラーゲンと水が3割を含む構成です。

象牙質のう蝕は酸による「ミネラルの溶出」と「コラーゲンの分解」の2つの要因によって起こります。

 

根面がう蝕になりやすい理由

さらに、根面がう蝕になりやすい原因としては、この象牙質の性質が影響しています。

エナメル質の臨界pHは5.5~5.7と少し酸性側に傾いています。
一方、象牙質はpH 6.0~6.7となっており、乳歯エナメル質と同等かそれ以上の中性に近いところで脱灰します。

より中性側で脱灰が起こるため、エナメル質よりもう蝕になるリスクが高いのです。

 

歯周病の治療と根面う蝕は密接な関係が!?

根面う蝕は、歯肉退縮により根面が露出することで発症します。

最も多い要因は、歯周病により歯周組織の破壊が起こり、炎症が治まった際に歯肉が引き締まることによるもので、
歯周治療と根面う蝕は密接な関係にあります。

図

「歯周病が安定した!」という段階でも油断は禁物で、露出した根面のう蝕予防が大切です。
治療でせっかく残した歯を根面う蝕で失わないようにプロケアとセルフケアで守りましょう。

 

まとめ

根面う蝕は歯を取り囲むように進行するため、治療がしづらく、発見が遅れて歯を失う可能性もあります。
いつまでも自分の歯で噛むためには、根面う蝕を予防することが一番!予防には毎日のセルフケアが大切です。

・エナメル質に比べて柔らかい象牙質は、「ミネラルの溶出」と「コラーゲンの分解」によりう蝕が進みやすい。
・エナメル質に比べて臨界pHが高く、エナメル質よりもう蝕になるリスクが高い。

しっかりした予防をするためには、まず象牙質とエナメル質の性質の違い、象牙質のう蝕が起こるメカニズムについて知っておきましょう。

2020-06-06 17:46:46

コメント(0)

折りたたむ

歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!

歯ブラシは1ヶ月に1本取り替えるのがおすすめ!

歯ブラシを交換するタイミングを患者さんに聞かれたら、あなたはどのように答えていますか?

日本人が1年間に使う歯ブラシの本数は約3本だといわれています。私が歯科衛生士学校で学生さんに質問をした時にも、多くの学生が1本の歯ブラシを2~3ヶ月使っていました。

しかし、実際には1ヶ月同じ歯ブラシを使用し続けると、歯垢除去率が8割にまで落ちることがわかっています。 

今日は、今さら聞けない「歯ブラシの交換頻度」についてお伝えします。

 

歯ブラシを1日2回、1ヶ月使うと歯垢除去率が8割にまで低下する

当たり前ですが、歯ブラシは使い続けていくうちに毛先が広がっていきます。

1日2回、1ヶ月使っていると多くの歯ブラシはイラストの「歯ブラシB」の状態になります。この状態では歯垢除去率が新品の8割にまで低下しています。

そのまま使い続けていると「歯ブラシC」のように毛先がさらに開き、歯垢除去率は約6割にまで下がります。

ブラッシングが上手な方の場合は毛先が開かないこともありますが、だんだんと毛にコシがなくなってきます。毛先の開きとともに、コシがなくなるにつれ歯垢除去率は落ちていきます。

もし、1週間くらい極端に短期間で毛先が広がる場合は、歯磨きの際の力が強すぎることが原因なので、しっかりTBIで指導をしましょう。

 

歯ブラシは1ヶ月に1本交換するのがおすすめ!

歯ブラシを交換する目安としては、歯ブラシの毛先が1mm以上開く状態になった場合です。

先ほどの例のように、1日2回、1ヶ月同じ歯ブラシを使うとだいたい毛先が1 mm程度開く状態になります。1日3回同じ歯ブラシを使う方であれば、1ヶ月経たずに毛先が開いてしまうことも多いでしょう。

歯垢が十分に落とせないと、う蝕や歯周病のリスクが高まるのはもちろん、毛先が広がった歯ブラシを使うことで、歯肉を傷つけてしまうこともあります。

そのため、1ヶ月に1回は歯ブラシを交換するのがおすすめです。

 

1ヶ月に1回歯ブラシを交換するためのルールを決める

「1ヶ月に1回交換するのが理想なのはわかったけど・・・なかなか交換するタイミングがなく結局使い続けている」

このような方もいらっしゃいます。1ヶ月に1回歯ブラシを交換する習慣をつけるためには「ルール」を決めるのがおすすめです。

たとえば、私の同僚は給料日に新しい歯ブラシをドラッグストアに買いに行っています。他にも、毎月1日など決まった日に交換するのも一つの手です。

患者さんの中には「まだ使えるのにもったいない」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、汚れが落ちにくくなった歯ブラシを使い続けてう蝕や歯周病になるリスクを考えると、『月に1回の歯ブラシ交換は、むし歯や歯周病予防のためのお得な対策ですよ』とお伝えするのも良いかもしれませんね。

 

まとめ

歯ブラシは1ヶ月使用しているだけで歯垢除去率が新品の8割まで低下するので、1ヶ月に1回は交換するのが理想です。

しかし、なかなか交換する習慣がつかないことも多く、対策として「毎月1日に交換する」などの患者さんとルールを作っておくことをおすすめします。

 

2020-05-28 15:48:45

コメント(0)

折りたたむ

妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう

妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう


妊娠期歯肉炎・歯周炎には注意しましょう

妊娠中は口腔内の環境が変化し、歯や歯肉のトラブルが起きやすい時期です。

妊娠中の口腔内トラブルを放っておくと子どもへの感染リスクも高まるため、妊娠中は特に正しいセルフケアを実践することが望まれます。

今回は「妊娠期歯肉炎・歯周炎の原因とその対処法」についてお伝えいたします。

 

妊娠期に歯肉炎が増える理由とは?

歯肉炎になる直接的な原因はプラークです。そのため、口腔内を清潔にしておくことで歯肉炎のリスクは最小限に抑えられます。

しかし、妊娠期にはつわりの影響で歯ブラシを口に入れることすら苦労するほどです。また、妊娠期に歯肉炎になりやすいのは女性ホルモンも影響しています。

 


特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞がエストロゲンの標的となることが知られています。
そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10〜30倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。

引用:日本臨床歯周病学会リーフレット『④歯周病と妊娠』


 

これだけ大変な状況である妊婦さんでも、まずは取り組める予防法が求められます。

 

つわりがひどい妊婦さんにできる歯肉炎予防

ヘッドの小さい歯ブラシを使い、1日のうちで体調の良い時間にリラックスしながら歯磨きを行うことがおすすめです。歯ブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすくなるので、そうお伝えしてあげると良いでしょう。

さらに、妊娠期は好みが今までと急に変わることがありますので、味の強い製品は避けるように指導しても良いかもしれません。

どうしても歯磨きが難しいという方にはノンアルコールで刺激の少ないデンタルリンスを一時的に用い、最低限の口腔内ケアを行うようにします。

一番大切なポイントは、患者さん自身がどこまでセルフケアをできるのかをしっかり把握することです。患者さんによっては歯ブラシもフロスも難なくこなせる方もいれば、ケアがあまり習慣化されていない方もいらっしゃいます。患者さんにヒアリングする、様子を見るなどして患者さんの状態を見極めましょう。

つわり期は最低限できるセルフケアを実施してもらい、つわりが治まったら歯肉の防御力を高める“ビタミンE”入りの歯周病ケア歯磨剤を使用することもおすすめです。

 

まとめ

妊娠期にはホルモンバランスの変動やつわりでブラッシングが難しくなるなどの理由で歯肉炎のリスクが高まります。

患者さんがどこまでセルフケアできるかをしっかりヒアリングし、患者さんが実施できる方法をぜひ提案してあげてください。

2020-05-01 15:33:09

コメント(0)

折りたたむ

お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

お口ポカンは要注意!口呼吸によるう蝕・歯周病リスクとは?

 

患者さんが口呼吸をする原因はさまざまですが、口呼吸によってう蝕・歯周病リスクが高まります。

それだけでなく、唇がカサカサになる、感染症のリスクが高まるなどさまざまな弊害が出てくる可能性もあります。

今回は『口呼吸によるう蝕・歯周病リスク』についてお伝えいたします。

 

口呼吸の原因と、免疫に与える影響

鼻呼吸ではなく口呼吸になってしまう理由は、
・花粉症・鼻炎などのアレルギー疾患
・スマートフォンなどの普及によるしゃべる機会の減少
・急激な温度変化
・激しい運動
などさまざまな原因があります。

口呼吸は鼻呼吸と比べ、免疫にも大きな影響があります。

鼻水は1日に約1L分泌されていますが、そのうち7割が鼻を通る空気の加湿に使われています。その効果で、肺に入る頃には加温される上に湿度は90%にもなります。しかし、口呼吸の場合は乾いた冷たい空気がそのまま肺に入ることになるため、免疫の点からも決して良いとはいえません。

さらに鼻呼吸では鼻毛や鼻水がフィルターとなり空気中のほこりやウイルス・細菌を防ぎますが、口呼吸の場合はダイレクトに体内に入ってくるため風邪やインフルエンザなどの原因にもなってしまいます。

 

口腔内の乾燥がう蝕や歯周病のリスクに

予防歯科において口呼吸が問題となるのは、口呼吸が口腔内の乾燥につながるためです。

口腔内が乾燥することで唾液が分泌されにくくなり、さらなる乾燥を導いてしまいます。そうなると唾液による防御機能が弱くなるため、口腔内で細菌が繁殖しやすくなります。

その結果、う蝕・歯周病が進行しやすくなり、また口腔内の細菌が増えることで口臭もきつくなってしまうことが多いです。

口呼吸を改善できれば一番ですが、う蝕・歯周病予防の観点からは、まずは口腔内の乾燥状態を防ぐことがポイントになります。そこで、口腔湿潤剤を活用して乾燥状態を防いだり、洗口液で細菌繁殖を抑えたりすることが効果的です。

 

特に気をつけたい子どもの口呼吸

子どもの場合、口腔内の乾燥やう蝕・歯周病リスクだけでなく歯列や咬合への影響も心配です。

歯の位置は唇や頬の筋肉による外側からの圧力と舌による内側からの圧力のバランスによって決まります。

口呼吸を続けていると唇まわりや頬の筋肉の正常なバランスが崩れて内側の圧力が強くなることで歯が口唇側へ傾斜し、いわゆる「出っ歯」といった状態になってしまいます。これは乳歯だけでなく永久歯でも起こるため審美面でも影響を及ぼします。

咬合が悪くなることで咀嚼機能も低下してしまうため、嚥下障害や消化障害にもつながる可能性があります。

審美面や咀嚼機能といった一時的ではなく、成長過程や大人になった後にも影響する内容であることから、う蝕・歯周病を防ぐという観点だけでなく早めに口呼吸を改善しておきたいところです。

 

まとめ

口呼吸をすることでう蝕・歯周病リスクが高まります。「なぜ口呼吸をしてしまうのか?」というそもそもの原因を改善できるのが理想ですが、予防歯科の観点からはひとまず口腔内の乾燥を防ぐことが大切です。

 

2020-04-16 12:40:46

コメント(0)

折りたたむ

子供向け歯磨剤の選び方

 

 

選び方の基本はう蝕リスクに応じて使い分けること


参考文献:齲蝕リスクの分類と予防手段選択のガイドライン(ADA,”Caries diagnosis and risk assessment” JADA 1995;126:1S-24S.を改変引用)

 

フッ化物配合歯磨剤を選ぶ基準は、「年齢」と「リスク」です。

基本的には毎食後に清掃剤(研磨剤)が配合された「ペースト」の歯磨剤を使います。もし、患者さんのう蝕リスクが「中」以上であれば、「ジェル」や「洗口液」を併用することがおすすめです。

また、うがいが苦手なお子様であれば、すすぎが簡単な「フォーム」タイプも適しています。「ブクブクうがい、できる?」と聞いて、できない場合はブクブクの練習をしてから使用したり、それでも上手く吐き出せなかった場合は最後にガーゼやティッシュなどで拭きとってあげましょう。

リスクに応じた製品の選び方の例をまとめました。フッ化物配合製剤は年齢に応じて量を使い分けることが大切です。年齢別のフッ素濃度の目安も掲載しておりますので参考にしてください。

 

子ども向け歯磨剤は香味選びも大切

子ども向け歯磨剤の場合、好まれる香味をつけていることが多くあります。日常の継続的なセルフケアを定着させるという観点でも、「香味」はとても大切なポイントです。

 

子どもに1500 ppmの歯磨剤は使える? 6歳未満は特に注意!

2017年3月に厚生労働省により歯磨剤へのフッ化物配合量上限が1500 ppmまで認められました。

 

欧米では1000~1500 ppmのフッ化物濃度を有する歯磨剤が一般的なため、同じ濃度が承認されたのは大きなポイントです。しかし、6歳未満の子どもの患者さんには使用を控えることとされていますので、子ども向けの歯磨剤を選ぶ際は注意が必要です。

 

まとめ

お子様向け歯磨剤の選び方で特に大切なのは、次の3つのポイントです。

・年齢に応じた適切な濃度の製剤を使うこと
・むし歯リスクに応じた製品の組み合わせ
・セルフケアを続けられる、お子様の好みに合った香味の歯磨剤を使うこと

 

2020-03-16 10:44:29

コメント(0)

折りたたむ

  • 件 (全件)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
Page Top