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唾液について






1日に分泌される唾液の量、種類とその効果とは?

1日に分泌される唾液の量はどのくらいかご存じですか?
唾液の原料である血液は男性で約4 ℓ、女性で約3.7 ℓが体内を循環しています。それに対して1日に分泌される唾液の量は通常0.5 ℓ~1.5 ℓといわれています。


 

唾液は三大唾液腺である「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」から主に分泌され、口腔内には常に2~3㎖存在しています。

 

唾液の種類と働き

唾液は「サラサラな漿液性(しょうえきせい)唾液」と「ネバネバな粘液性唾液」の2種類に分けられます。それぞれの働きを簡単にまとめると、以下のようになります。

漿液性唾液

・主に副交感神経によってコントロールされ、リラックスしている時に分泌されやすい唾液です。
・主に食事時に多く分泌され、唾液アミラーゼなどの消化酵素を多く含み消化を助けます。
・舌で味覚を感じるために、食品の成分を唾液に溶け込ませます。
緩衝機能により口腔内を中和し、う蝕予防の働きをします。

粘液性唾液

・主に交感神経によってコントロールされ、緊張しているときに分泌されやすい唾液です。
・納豆やオクラに含まれる成分でもあるムチンによって食べ物が軟らかくなり飲み込みやすくなります。また、粘膜を覆うことで傷つくことを防ぎます。
・う蝕の原因菌や、体内に侵入しようとする病原菌を殺菌したり、侵入を防いだりする効果があります。
緩衝機能により口腔内を中和し、う蝕予防の働きをします。

食事などをして口腔内が酸性になるとエナメル質が溶解してう蝕に繋がる原因になります。唾液には重炭酸塩やリン酸塩といった成分が含まれており、酸性に傾いた口腔内を食後30分程度で食前のpHに戻し、う蝕を防ぐ効果もあります。

 

より多くの唾液を出すための6つの方法

1.オーラルケア

歯ブラシは患者さんに合ったタイプを使っていただき、口腔粘膜や舌など口腔内全体をマッサージするように磨くと唾液分泌が促進されます。また、就寝中は口腔内の細菌が増えやすくなるので、デンタルリンスを用いた就寝前のケアが効果的です。

2.よく噛む

唾液をたくさん出すためには何よりもよく噛むことです。よく噛むことは消化促進・肥満予防・脳の刺激といったさまざまな効果もあるので、ゆっくりよく噛んで食べるようにします。

3.唾液腺をマッサージする

大きな唾液腺がある部分をマッサージすることも効果的です。三大唾液腺である「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」を押す、円を描くようにマッサージすることで効果を実感できます。クリームなどを塗ってマッサージをすると、指の滑りも良くなり、ケアをしやすくなります。

4.舌の運動

舌の周りの筋肉を鍛えることも重要です。舌を出したり引っ込めたりする動きや、円を描くような動きをすることで舌の周りの筋肉を鍛えることができます。

5.食品を活用する

梅干しのような食品を活用するのも一つの方法です。口腔内を刺激する酸味がある食品、アルギン酸を含む昆布・ポリグルタミン酸を含む納豆・ガムなどを使うと効果的です。

6.規則正しい生活を送る

唾液の分泌は自律神経でコントロールされます。そのため、自律神経のバランスを保つために規則正しい生活を送ることは大切です。

 

約2,400万人が口の渇き・ネバつきで悩んでいる

2017年に行われた調査によると、20~60歳代のうち、約2,400万人が口の渇きやネバつきを感じていることがわかりました。

ドライマウスになる原因は口呼吸、ストレス、薬の副作用などさまざまです。今後、更に高齢化が進み、患者数が増えることが予想されます。

原因が多様であるため完治はなかなか難しいのですが、患者さんの悩みを緩和する方法を考えてみましょう。

歯科医院でも簡単にできる方法としては、口腔湿潤スプレー・ジェルの活用があります。スプレータイプは手軽に使えるので、患者さん自身がセルフケアで使う際にも向いています。一方で、ドライマウスが重度であればジェルタイプのほうが向いていることもありま

 

2018-10-06 11:01:36

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年齢別虫歯セルフガイド~乳児から3歳まで~



子供の虫歯は年々減少傾向にあります。
一方で、全年齢を対象に調査した「抜歯の主な原因」は以下のようになっています。
(参考:厚生労働省 平成17年歯科疾患実態調査検査結果)

現在ではフッ素配合の歯磨剤が多く発売されていますが、より積極的な虫歯予防のためには年齢に応じたフッ素ケアを行うのが効果的です。
フッ素ケアに関しては長年の研究成果から、こうすればうまくいくという方法がほぼ確立されています。




*まずはブラッシングになれることから始める

生後6か月ごろから生え始める下顎の前歯は、比較的虫歯リスクの低い前歯です。
しかし、ブラッシングになれるという意味で、この時期に歯を磨く習慣をつけるようにします。

最初のうちは子供の機嫌が良い時間に歯磨きを行うようにし、徐々に食後のするようにしていきます。

イヤイヤをするときもあると思いますが、

・一緒に遊ぶ感覚の楽しい環境づくりを行う。
・なるべく決まった時間に行う。
・磨けたらたくさん褒めてあげる。

このようなことをして、まずは習慣化することが大切です。


*乳歯が生えそろってきたら、泡状フッ素配合歯磨剤でブラッシングする


乳歯が生えそろってくるころには、泡状のフッ素配合歯磨剤を使うことをおすすめします。
泡状フッ素配合歯磨剤には、

・泡状のため、少量でもフッ素がお口の中すみずみまでいきわたる。
・すすぎが簡単。
・香味がマイルド、研磨剤無配合で乳幼児でも使いやすくなっている製品がある。

といった特徴があり、乳幼児には特におすすめの製品です。
ブラッシング後は、唾液を吐きだす程度か、ブクブクうがいができる場合は少量の水ですすぐようにします。


*自分で吐き出しができたら、ジェル状フッ素配合歯磨剤でブラッシングする


自分で吐き出しができるようになる3歳ごろにはジェル状のフッ素配合歯磨剤をおすすめします。

ジェル状のフッ素配合歯磨剤には

・ペースト状に比べてフッ素をお口の中に保持しやすい。
・発泡剤微配合、研磨剤無配合。
・少ない泡立ちなので、少量の洗口が可能。
・子ども用は香味がついている製品が多い。

といった特徴があります。

香味がついていると子供としても興味を持ちやすく、ブラッシングの習慣化に役立ちます。

泡状歯磨剤と同じように、ブラッシング後は唾液を吐きだすか、少量の水ですすぐのが効果的です。



*まとめ


乳児から3歳までのフッ素ケアでは、まずは乳歯が生え始めたら歯磨きをする習慣をつけることが大切です。

下顎の前歯が生えてきたころからフッ素ケアを始めていきますが、歯の生えそろいの状況や吐きだしができるかどうかに応じて、「泡状歯磨剤」「ジェル状歯磨剤」と、使用する歯磨剤を段階的に変えていくことがポイントです。




2018-09-21 17:02:13

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義歯のケア






汚れた義歯はう蝕・歯周病だけではなく、口臭・口内炎・色素沈着の原因になります。

義歯のお手入れをする場合は、義歯だけではなく残っている天然歯や口腔内もしっかりケアすることが必要です。
 

 

正しい義歯の洗い方

義歯を洗う際のポイントは、水で洗うことに加えて義歯用の洗浄剤を使うことです。水で洗い流すと一見汚れが落ちたように見えますが、菌は完全には洗い落とせていません。また、研磨剤入りの歯磨剤を使うと義歯を傷つけてしまうので、使用を控えるよう伝えましょう。

義歯のお手入れの流れは以下のとおりです。

1.流水で食べかすなどの大まかな汚れを洗い流す

小さな義歯でも必ず外すようにしてください。義歯を装着したままでは義歯の汚れが十分に取れないばかりか、虫歯・歯周病リスクが高くなってしまいます。ブラッシングの際には、傷を付けないように軽い力で磨きます。

義歯を洗面台に落としてしまうと義歯の変形や破損の原因になります。洗面器などの上で洗うようにして、義歯の破損を防ぐようにしましょう。

また、特に汚れやすい

・義歯裏側のくぼんだ部分

・金具周辺

・入り組んだ形の部分

は念入りに洗ってください。

義歯安定剤を使っている場合は特に細菌が繁殖しやすくなるため、より丁寧なケアが必要です。清潔に保つために義歯安定剤は毎日取り除くことが理想的です。

2.義歯洗浄剤で除菌・消臭を行う

流水で洗った義歯は、義歯洗浄剤を溶かした水(もしくはぬるま湯)に入れます。義歯洗浄剤により浸漬時間が決まっているので、その指示に従います。その後、義歯を取り出し流水下でブラッシングをして浮き上がった汚れを落とします。

3.就寝中は水を入れた容器で保管する

義歯は乾燥に弱いため、水(もしくは、一晩つけ置きをしても問題のない義歯洗浄剤)に浸して保管するようにしてください。

 

義歯だけでなく、口の中のお手入れも忘れず行いましょう!

義歯だけをきれいにしても、口の中に汚れが残っているままでは意味がありません。

また、普段義歯で覆われている歯肉や粘膜・舌の表面も粘膜ケア用のブラシなどを使い軽い力で清掃します。義歯安定剤を使っている場合は、そのままにしてしまうと粘膜を傷つける原因になります。

 

義歯が合わなくなった場合は相談してくださいね♪

義歯洗浄剤や義歯ブラシを使っても汚れが落ちない場合や、使っているうちに義歯が合わなくなることがあります。

・付けにくい、外しにくい

・壊れてしまった

・装着が安定しない

・食事がしづらい

といった悩みが出てきた際には、歯科医院に相談・来院してください。

また、初めて義歯を使う場合、最初はどうしても違和感を覚えます。ですが、義歯を使わないでいると義歯が合わなくなる原因になります。最初は違和感があるかもしれませんが、洗浄時以外は付けるようにしましょう。

 

まとめ

実際に義歯を使用したことがないと、義歯の使用感や扱い方について実際はよくわからないことも多いと思います。

ポイントとしては、

・必ず義歯を外してから流水と義歯洗浄剤を使って洗う

・口腔内もしっかり清掃する

・義歯が合わなくなった場合は、すぐに歯科医院に相談してくださいね。

2018-09-10 16:30:29

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電動歯ブラシは実際どれほど効果がある?

【保存版】電動歯ブラシは実際どれほど効果がある?

 

 

電動歯ブラシを使用すれば、手磨きにかけるのと同じ時間ブラッシングをするのでも効率的にプラークを落とすことができます。

しかし、電動歯ブラシといってもさまざまな種類があるため、種類ごとの特徴を理解しておくことが大切です。

今日は、『電動歯ブラシの種類・用途の違いと、電動歯ブラシは実際どれほど効果があるのか?』についてお伝えします。

 

電動歯ブラシの種類・用途の違いとは?

電動歯ブラシは、もともと手が不自由で歯ブラシを適切に使えない方のために開発されました。

ご存じのように、今では技術の進歩により「音波ブラシ」や、より振動数が高い「超音波ブラシ」といった製品が販売されています。

音波ブラシはブラシが高速で振動することで、簡単にプラークを落とすことができるのが特徴です。

製品によって振動数や振動の幅・毛先の形状などが異なり、通常の手磨きの代替としてだけではなく、用途別で使い分けている方もいらっしゃいます。

用途別の製品としては、
・歯周ポケットに存在する歯周病の原因菌の刷掃能力に優れている製品
・歯肉ケアに特化した製品
・自然な白い歯を取り戻したい方のための製品
・替えブラシによって用途を使い分けることができる製品 

などがあります。

 

電動歯ブラシのメリット・デメリット

電動歯ブラシは目的の部位に毛先が当たれば簡単にプラークを落とすことが可能です。

そのため、手磨きが苦手な方や、歯周病ケアとして有用なツールです。

しかし、高すぎる振動数は歯肉に刺激を与え、歯肉周縁部を磨くことを敬遠しがちになる場合があります。すると十分なブラッシング時間が確保できず、歯肉周縁部のプラークコントロールが適切にできないという結果につながります。

また、通常の歯ブラシに比べると太く、重いため、長時間使うには向かないといったデメリットもあります。

ご自身の状態や生活習慣をもとに、毛先が歯肉に優しい製品を使うなど、最適な製品や毛先の当て方が必要です。
 

 

・ブラッシングが苦手な方に
ブラッシングに対するモチベーションが低い方、歯磨きが苦手な高齢者の方でも、簡単にプラークを落とせる使いやすさと気持ちよさでモチベーションの改善が期待できます。

・歯肉炎・歯周炎のケアに
大人はもちろん子どもの歯肉炎・歯周病にも電動歯ブラシは効果的です。歯肉に用いる場合は、毛先が歯肉に対して優しい製品を使うのがポイントです。

・審美修復治療にともなう歯肉のケアに
歯肉が薄くてデリケートな方でも、ブラッシング圧や振動の速度を調節することで歯肉の状態を上手にコントロール可能です。

・インプラント治療のケアに
インプラントのようなセルフケアが難しい場合でも、電動歯ブラシを使うことで効果的にプラークを落とすことが可能です。

・矯正治療時の歯肉ケアに
矯正バンドやブラケットが装着されている周辺は特にブラッシングが難しいポイントです。電動歯ブラシを用いれば、より簡単にプラークコントロールができます。

 

電動歯ブラシと手磨きは、どちらが効果的?

たとえば3分間のブラッシングというような、同じ時間で歯を磨くことを想定した場合、手磨きよりも電動歯ブラシを用いたほうが効率的なお掃除が可能です。

しかし、電動歯ブラシには向き不向きがあることに気をつける必要があります。

手磨きができていない方が電動ブラシを使ったからといって、お口の清掃状態がよくなるわけではありません。

ブラシの当て方や圧のかけ方など、手磨きと同じような歯磨きのやり方をご自身
が知っておくことは必要です。

また、歯肉が弱っている高齢者などが使う際には、振動の刺激で歯肉を痛めてしまう場合もあり、歯肉に優しい製品を使うのがポイントです。

 

まとめ

電動歯ブラシは手磨きと同様に、歯科衛生士さんによるきちんとした歯ブラシ指導が必要です。

夜はきちんと手磨きをするのが理想ですが、使える時間によって手磨き・電動歯ブラシの使い分けをしてもらうのも一つの手です。

高齢者の場合は歯肉退縮が起きている人が多いので、歯肉に優しい製品を使うこと、手が疲れないように電動歯ブラシ本体の軽さも気にすることがポイントです。

 

2018-08-24 12:22:41

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夏季休診について


こんにちは。

当院では、8/12~8/16まで休診とさせていただきます。

17日より通常診療になります。
よろしくお願い致します。

2018-07-27 18:03:03

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キシリトールについて

キシリトールとは

(図1)キシリトールの原料になる白樺

 キシリトールは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間です。自然界では多くの果実や野菜に含まれています。例えば、イチゴには乾燥重量100g中に約300mgのキシリトールが含まれています。また、人の肝臓でも、1日当たり約15gのキシリトールが作られています。私達がガムやタブレットなどのお菓子の形で口にするキシリトールは、白樺(図1)や樫などの木から抽出されるキシランヘミセルロースを原料にして、工業的に作られています(図2)。自然界にあるキシリトールも、工業的に作られたものも、同じ分子式(C5H12O5)(図3)ですので、両者に差はありません。

 キシリトールは、日本では平成9年(1997年)4月に食品添加物として認可されました。しかし、それ以前から10年以上、輸液に含まれる糖質として使用されており、人体にも安全であることが知られています。

 また、米国では、その安全性から「1日にどれだけ摂取しても良い食品」として扱われています。

(図1)キシリトールの作り方 (図2)キシリトールの分子式
(図2)キシリトールの作り方 (図3)キシリトールの分子構造

 

砂糖と同じ甘さを持つキシリトール

 キシリトールは、糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、口に含むとスーッとした冷たい感覚があります。そのため、ミントの味によく合うことから、キシリトールを使ったお菓子には、ミント味が多く見られます。また、果物の味をより新鮮にする効果や、苦味を消す効果もあります。

 さらに、冷却効果があることから、布地に応用した夏用の肌着や寝具、そして化粧品も市場に出ています。

むし歯の原因にならない甘味料

 キシリトールを始めとする糖アルコールは、むし歯の原因になりません。糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。ソルビトールやマルチトールからは、少量ですが歯垢(プラーク)中で酸ができますが、キシリトールからは酸は全くできません。また、キシリトールの方が甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。

 酸を作らないこと、そして、唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。

むし歯を防ぐ甘味料

 キシリトールには、「むし歯の発生や進行を防ぐ」という、他の糖アルコールにはない特徴的な効果があります。

 キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。さらに、キシリトールには、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。

 このような働きは、他の甘味料には見られない、キシリトールだけの効果です。

2018-07-20 16:33:25

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市販の歯磨き粉と歯科用歯磨き粉の違いとは?

誰も教えてくれない「歯磨剤のペースト・ジェルの違い」と「ジェルの効果的な使い方」



 

 

う蝕予防・歯周病ケア製品にはペースト・ジェル・フォーム・洗口液など、さまざまなタイプの製品があります。それぞれに特徴があり、効果的な使い方も異なります。

 

ペーストとジェルの違いはコレ!

ペーストとジェルの違い

メーカーによって多少の差はありますが、ペーストとジェルの主な違いは表のとおりです。最大の違いは、ジェルは口腔内にフッ素がより滞留しやすいという特徴があることです。

ペーストは歯磨剤にフッ素、発泡剤、清掃剤(研磨剤)が入っているので、う蝕予防を目的とした全ての方に使えます。

一方、ジェルの歯磨剤は余分な発泡剤がほとんど入っていません。また、清掃剤も無配合にすることでフッ素をなるべく長く口腔内に残すような設計になっています。

そのため、ジェルはペーストよりもう蝕リスクの高い方に向いている歯磨剤です。

 

ジェルの効果的な使い方は『就寝前に』使うこと!

毎食後にフッ化物歯みがき+お休み前にフッ化物ジェル

ジェルの効果的な使い方は「就寝前に」使うこと。

本来は1日2回以上使うのが理想的ですが、時間のない朝や昼などは無理に使用する必要はありません。

メーカーの方に説明をしていただいた時にも、「フッ素は長期間使用することで効果が得られるものです。1日1回でも構わないので就寝前のジェルの使用をお勧めしています」とおっしゃっていました。

ジェルは歯にピッタリと密着するので、フッ素が口腔内にしっかりと留まります。

さらに寝ている間はだ液の量も少なくなるため、就寝前に使うことで睡眠中にしっかりフッ素ケアができるというわけですね。

 

ジェルの使い方

ジェルの使い方はペーストと似ていますが、しっかりブラッシングをするのではなく『歯全体に塗布するように』ブラッシングをします。

また、泡立ちが少ないので、洗口をせずにだ液と一緒に吐き出すだけでも大丈夫なのが特徴です。

 

ナース

ペーストタイプは発泡剤と清掃剤が入っていて、まずしっかり汚れを落とします。

例えるならシャンプーの役割です。

ジェルタイプは汚れが落ちたキレイな歯をフッ素でコーティングします。

こちらはリンスの役割です。

特に寝る前に使ってもらうと、睡眠中もフッ素ケアができるので効果的です。

 

 

ジェルには発泡剤がほとんど含まれず、清掃剤は無配合。さらに、歯にピッタリと密着するので、長時間フッ素を口腔内に留めることが可能です。

フッ素ケアは長期間続けてもらうことが大切なので、1日1回就寝前にジェルを使うだけでもOKです。

 

2018-06-30 09:15:14

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矯正治療中の歯磨剤・歯ブラシの選び方

今日は、矯正中の患者さんにおすすめの歯磨剤・歯ブラシの選び方についてお伝えします。

 

歯ブラシの選択がとても大切!

矯正治療で忘れてはならないのは、確実な口腔ケアを行うための「歯ブラシの選択」です。

マルチブラケットやワイヤーなどの装置が取り付けられた矯正治療中の歯は、歯の表面や叢生歯部位などがとても磨きにくくなります。

そのため、使用する歯ブラシは狭い隙間に毛先が無理なく届くスーパーテーパード毛(先端極細毛)を使用した製品を使うのが理想的です。

他に必須と言えるのが「歯間ブラシ」や「ワンタフトブラシ」です。

歯間ブラシは歯と歯の空隙だけでなく、歯とワイヤー間などの歯ブラシが届かない部位に詰まっている食物残渣を清掃するのに重宝します。

ワンタフトブラシはブラケットの周囲やワイヤーの下に毛先を入れて磨くと効果的です。

 

矯正専用の歯ブラシもある

21_2

メーカーによっては矯正専用の歯ブラシを用意しているところもあります。

・ワイヤー下部やブラケット周辺の清掃性を重視した屋根形カットの歯ブラシ
・ワイヤー下へ毛先が届きやすいように植毛の中央列が短くなった歯ブラシ

普通の歯ブラシだけではなく、これらの製品を併用することで、より一層効果的な口腔ケアが可能です。

 

矯正治療中の歯を守るおすすめの歯磨剤

う蝕リスクが高い矯正治療中におすすめなのが、う蝕予防に効果的なフッ素配合の歯磨剤です。

フッ素配合歯磨剤にもさまざまな製品がありますが、う蝕予防で大切なのは口腔内のフッ素濃度を高い状態に保つことです。

そのため、口腔内にフッ素をとどめておけるように少量洗口ができる製品が特におすすめです。

 

磨き残しのプラークが確認できる染色剤もおすすめ

磨き残しをしやすい部位を確認するために染色剤を活用するのもおすすめです。

磨き残しの部位が一目で確認できるので、矯正装置周辺や叢生部の清掃状況が把握でき、う蝕だけでなく歯周病予防にも役立ちます。

 

まとめ

隙間にたまりやすい食物残渣をブラッシングでしっかり落とし、う蝕や歯周病をできる限り予防できるかが矯正治療中のポイントです。

そのために、
・場合によっては矯正専用の歯ブラシを使用する
・歯ブラシ以外に歯間ブラシ・ワンタフトブラシで磨き残しをなくす
・磨く際のポイントを患者さんにしっかり指導する
・フッ素配合の歯磨剤を使う

といったポイントを押さえておくことが必要です。

2018-06-15 17:17:12

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ワンタフトブラシについて


セルフケアにおいて、毎日の歯磨きが大切なのは言うまでもありません。

その際に、ワンタフトブラシを使うことで、更なる口腔ケアの向上が可能になるかもしれません!


ワンタフトブラシは歯ブラシでは磨きにくい部位・さまざまな症例にも幅広く対応することができ、簡単に使える製品です。



ワンタフトブラシは市販品としては少ないので、知っている方は多くいらっしゃいません。
一方、メーカーでは、歯科医院で勧められて使っていた方から「どこで買えますか?」という問い合わせも多くあるそうです。




ワンタフトブラシの効果的な使い方は?


ワンタフトブラシは狭い隙間に入るので、口腔ケアの向上にはとても有用な製品です。
さまざまな使い方が可能です。



歯間ブラシがうまく通らない部位に


歯間ブラシがうまく通らない隙間は歯間部に汚れが停滞し、炎症が起こりやすくなります。
そのような場合、デンタルフロスを使うのも一つですが、ワンタフトブラシを活用する手もあります。
患者さんからは、「ブラシが歯と歯の間に入っているのがわかり、どこに当てればいいのかわかりやすい!!!」
というような声がありました!!


詰め物やかぶせものの部位に

ワンタフトブラシを使えば毛先が歯間にしっかり入る上、手軽に使えます!


歯のでこぼこ部分に


歯のでこぼこ部分は通常の歯ブラシだと磨きにくく、ステインがついてしまうことが多くあります。
ワンタフトブラシを活用すれば、でこぼこ部分も効果的に磨くことが可能です。


子供の歯に


歯がすべて生えそろっていないお子様の場合、通常歯ブラシでは磨きづらいことがあります。
ワンタフトブラシはヘッドが小さいため奥歯にもスッと入り、通常の歯ブラシでは磨きづらい部分を磨けます。


お子様の場合、生え変わり時期などは、毛先の長いワンタフトタイプであれば、嚙合わせる部分の歯磨きにもしっかり毛先が届き最適です。








歯間ブラシやデンタルフロスももちろん効果的なツールですが、ワンタフトブラシが使いやすい!と思われる方もいらっしゃると思います。

ワンタフトブラシは手軽に使えるので、ぜひ、セルフケアの際のプラスアルファとしてつかってみてください♪



当院でも、ワンタフトブラシの指導なども行っておりますので、ぜひご予約してみてくださいね♪


 

2018-06-08 16:25:51

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歯間ブラシとフロス



歯間ブラシを使っていればフロスは必要ないの??


すでに歯間ブラシを使っている方でも、フロスを併用することをオススメします。
歯間ブラシは歯と歯の隙間の清掃に向いていますが、狭い空間には使うことができません。
一方、フロスは広い隙間の清掃には向いていないものの、狭い隙間にも使えるのが特徴的です。

このように、歯間ブラシとフロスはお互いの欠点を補う関係にあるため、併用することで効果的に虫歯予防や歯周病予防ができます。

歯と歯の隙間の虫歯が多いお子様にはフロスが特にお勧めです。



フロスは毎食後に使うのが理想だけど・・・


フロスの使い方としては、可能であれば毎食後に使うのが理想です。

ですが、朝は忙しく、昼は会社という方が多くいらっしゃいます。
毎食後使っている方は少なく、ほとんどの方が寝る前のみ使っているのが実情です。

中には「歯ブラシ・フロス・歯間ブラシを全部使わなきゃいけないの?」と思われます。


ですので、まずはフロスと歯間ブラシを1日1回寝る前だけでも良いので使ってみましょう♪





フロスにはミントフレーバーなどがついている製品があります。

昼食後に歯磨きができない場合は、フレーバーがついたフロスを使うだけでも口の中がスーッとした感じになり、すっきりできます。





フロスを使い始めたころに出血をすることがありますが、心配はいりません。

フロスで刺激されることで出血が起こるのですが、たまっている悪い血を排出することになるので、血流の改善がきたいできます。

毎日使用することで次第に出血がなくなっていくので、気にする必要はありません。




フロス・歯間ブラシをまだ使っていない、もしくは片方しか使っていない方は、まずは1日1回試しに使ってみてはいかがでしょうか(^^♪

2018-06-02 12:37:20

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